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ProCameraのススメ:「キミが主役!」のっぺりとした風景からマニュアル操作で主役にビシっとフォーカス。

寒い日が続いていますがいかがお過ごしですか?冬というと葉っぱが落ちて殺風景なイメージがありますが、ちょっと散歩してみると案外きれいな色合いを持った木々に出会ったりします。「お、控えめだけどいいじゃん!」と思って撮影してみたものの、なんだかのっぺりとした何でもないような写真になってガックリしたことがありませんか?

注目しているところをビシっと撮影するベシ

なんだかパッとしない写真

先日、この寒いのに家族で公園に出かけました。子供って本当に元気ですよね!池の周りに木がたくさん植えられていますが、全体的に茶色っぽいとか寒さに身を固めたような緑色ばかりで、「ああ、冬なんだな」と、気温共々ヒシヒシと感じました。

それはそれでなかなか絵になるものですが、ふと見上げると赤い実が生っている木を発見。ナンテンって言うんでしょうか?そんなにたくさんではありませんが、寒々とした緑の中に赤い実がポチポチとあって綺麗です。

ということで、iPhoneを取りだして写真を撮ってみました!が、なんだかイマイチ。シャッターを押した時の印象が全然写りこんでいません。

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主役は誰かな?

人の目がどう物を見ているか考えてみました。

赤い実がドバっとたくさんぶら下がっているような状況であれば、それを見て「わぉ、素晴らしい!」と感じるでしょう。この場合、「たくさん赤い実がぶら下がっている木」が主役になります。

しかし、今回のように、「寒々しい葉っぱの間にポチポチっと鮮やかな赤を添えていて綺麗!」と思った場合、どんなふうに見ているんでしょう?

ワタクシ自身を自己分析してみると、一房ずつの実に注目してそれをいくつか眺めています。じゃあ、一房をしっかり撮影したらいいんじゃない?ということで撮影してみました!

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うーむ、先ほどの写真より、ぐっと赤い実が力強く、生き生きとしている様が伝わるようになりました!そうそう、こんな感じをお伝えしたかったのです。しかも、木の実の背景になっている葉っぱ達、いい感じでぼけてくれてさらに強調してくれていますね!みんな、とても協力的です。

この背景がボケていることを、「後ボケ」と言います。

実はこの写真、普通にオートフォーカスで撮影しようとするとフォーカスが合いません。オートフォーカスは便利な機能ですが、不得意とする被写体があります。そこで、ProCamera V6.1から追加された「マニュアルフォーカス機能」を使って撮影しています。

マニュアルフォーカスで主役にスポットを当てよう!

オートフォーカスは焦点合わせが苦手?

iPhone等のスマートデバイスに搭載されているカメラのオートフォーカス、概ねいい仕事をしてくれますが、なかなか焦点が合わなかったり思わぬところに合ってしまう時があります。

ワタクシ的経験から、こんな時、オートフォーカスが迷ってしまいます。

  • 背景との明暗や色の差が少ない時
  • フチがわかりにくい丸くて小さい時
  • 背景の方が派手な時

以前、「置きピン」というテクニックを使って無理やりフォーカスを合わせる方法を紹介したことがありますが、ProCamera V6.1では、なんと!マニュアルでフォーカスを合わせることができます。

まずはマニュアルフォーカス機能を有効化

デフォルトではマニュアルフォーカス機能は有効化されていないので、まずは有効化しましょう。また、マニュアルフォーカス機能はフォーカスロックされてから操作ができるようになりますので、「F/Eロック」もオンにしておくと便利です。

「F/Eロック」はタップしただけでフォーカス/露出をロックできる機能です。これがオフの場合、長押しでロックするようになっています。

マニュアルフォーカス設定は、コントロールパネルの設定から行います。

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設定画面をスクロールさせて「フォーカスと露出」をタップします。「フォーカスと露出」設定画面から手動フォーカスの設定項目を有効にします。

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これでフォーカスロックするたびに、手動フォーカス用のスライダーが表示されるようになります。

マニュアルフォーカス撮影で狙ったところをフォーカス!

というわけで、まずは被写体に向けてフォーカスロックしてみました。iPhoneカメラ、ちょっと悩んだ挙句、かなり遠くのところ…後ろの葉っぱにフォーカスが合ってしまったようです。

それではマニュアルでフォーカス操作してみます。

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フォーカス枠横に表示されている棒の上に表示された白丸がフォーカス距離といいますか、位置の目安です。下から半分ぐらいで約15センチ、さらに上半分では無限大まで行きますので直線的な変化ではありません。まあ、一眼レフカメラのマニュアルフォーカスダイヤルもそんなものなので、こんなもんでしょう。

フォーカス位置のマニュアル操作をするのに白丸を触る必要はありません。ビューファインダー内を上下にスワイプすることでフォーカス位置が移動します。また、このフォーカス位置マニュアル操作になった状態で、指を離さずに左右に動かすと微調整ができます。こうやってマニュアルでフォーカスを合わせて撮影したのが先ほどの写真です。

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もっとアグレッシブに「前ボケ」も狙ってみる?

ここまでの写真だと、まだまだ「マニュアルフォーカスならでは!」という勢いがあまり感じられないかもしれません。どちらかと言えば、「オートフォーカスが苦手とする被写体だから、マニュアルでそれを補う」という感じです。

それでは、ちょっとアグレッシブに行ってみましょう!以前、チラっと書いたことがあるような気がしますが、せっかくProCameraでの撮影で、しかもWEBに掲載するための解像度ですから、後でトリミングすることを前提として撮影してみます。

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何を狙っているのかよくわからないような撮影風景ですが、これをトリミングすると、こんな写真になります。そこそこ風があったのでミスショット連発しましたが、ばっちり撮影できました。

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奥の方にぶら下がっている木の実にフォーカスを合わせることで、今度は手前の葉っぱがぼけてくれて、これまた違った味わいです。これを「前ボケ」と呼びます。背景もそこそこぼけてくれたので、いい感じで木の実が引き立ってくれました。

奥の方であまり目立たないけど君だって主役になれるんだよ!というメッセージ、木の実君に届いているといいな、と、思いつつ、やっぱり寒かったので早々に立ち去りました…。

今回取り上げた写真のように、「後ボケ」と「前ボケ」を写真に織り込めるようになると奥行き感が増します。しかし、それは前後に被写体が存在してオートフォーカスにとってかなり苦しい状況。そんな時こそマニュアルフォーカス機能で主役を決めてあげましょう。

ワタクシ事

今回の写真、天候の問題もあって爽快感が今一つ(腕が今一つ…)でした。記事の見栄えのためにフィルタ編集しようかと悩んだのですが、やはり写り具合を正確に知っていただくために、トリム&リサイズのみとしています。他の記事でも同様で、フィルタ編集している場合は明記しています。

それでもこれだけ写ってくれるってのは本当に楽しいカメラです。あ、いや、iPhoneです。

ProCamera 8
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥500(掲載時情報です。)
販売元: Cocologics GmbH

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